法務省ウェブサイトにて、難民認定制度運用の見直し状況検証のための有識者会議による2016年末案件までのモニタリング報告が、平成28年10月31日付けで発表されました。

難民認定制度運用の見直し状況検証のための有識者会議は、平成27年9月に法務省が公表した「難民認定制度の運用の見直しの概要～真の難民を迅速かつ確実に庇護するために～」において、難民認定制度の濫用・誤用的な申請の迅速処理等の対象となる案件の振分け等について「外部の専門家が適正性を確認する仕組みを構築する」とされたことを受け設置され、いくつかの案件において事後的な検証を求められました。

平成29年7月に、有識者会議は第1回の検証結果を取りまとめ公表したところ、今般，平成28年7月から同年12月までの間にすべての手続を完了した難民認定申請案件のうち、Ｂ案件又はＣ案件に振り分けられた案件（合計367件）から、6人の委員が各5件を任意に抽出した計30件についても、振分けの適正性を検証しました。

難民認定制度運用の見直し（案件の振分け）状況 に関する検証結果（第２回）について