「第三国定住による難民の受入れ事業の対象拡大等に係る検討会」の検討結果（取りまとめ案）が内閣官房難民対策連絡調整会議のウェブサイトに掲載されました。

検討結果のとりまとめ案（PDFファイル）はこちら
これまでの経緯・資料がまとめられた難民対策連絡調整会議のウェブサイトはこちら

同検討会は平成30年10月より開催され、8回の会議を経てきました。FRJの加盟団体からも2名が有識者として参加しています。
検討会は、受け入れ対象国（難民が一時滞在している国）を現在のマレーシアに限定せず、アジア全域に拡大することや、難民の出身国もミャンマーに限らないこと、家族世帯のみならず単身者も受け入れることなど、事業対象の拡大を提言。受け入れ人数も現在は年に30人受け入れているところ、来年度（2020年度）から5年間は倍増（30人を年2回合計60人）受け入れ、その後に100人以上の受け入れに取り組むことなど拡大案が発表されています。加えて、家族呼び寄せや定住支援施策など、これまでの当該事業を踏まえた課題についてもとりまとめられています。

検討案は閣議了解・難民対策連絡調整会議決定の一部改正を視野に、難民対策連絡調整会議へ報告されています。