2020年6月20日、国連難民高等弁務官事務所（UNHCR）より、2019年の年間統計報告書「グローバル・トレンズ・レポート」が発表されました。

2019年末時点で、過去最高の7,950万もの人が故郷を追われ、2010年から強制移動の数は約2倍に増加しました。その約40%は子どもたちです。

7,950万人のうち、国内の別の地域に避難した人が4,570万人（約57%）、庇護申請の結果待ちが420万人（5%）、2,960万人（約38%）が自国の外に避難を余儀なくされた難民などです。難民の4分の3以上（77％）は、アフガニスタンをはじめ、長期的な強制移動に直面しています。7割弱が、シリア、ベネズエラ、アフガニスタン、南スーダン、ミャンマーからの難民です。

世界の難民の8割以上が、開発途上国で受け入れられました。トルコ、コロンビア、パキスタン、ウガンダ、ドイツが受け入れ上位５カ国で、トルコは５年連続最大規模での受け入れとなりました。

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