国連難民高等弁務官事務所（UNHCR）によれば、2014年11月10日現在、シリアでは、320万人以上が家を追われ、世界各地で避難生活を余儀なくされています。
（参考：UNHCR　Syria Regional Refugee Response）

日本では、昨年、シリアから逃れてきた52名が難民申請を行いましたが、うち1名も難民として認められず、人道的配慮から33名に対して在留が特別に認められました。

先日、11月8日付けの朝日新聞のコラムで、日本の難民認定制度について、シリア難民を事例に難民認定基準の問題点が指摘されています。
是非ご覧ください。

朝日新聞デジタル　「（ザ・コラム）シリア難民　たどり着いた日本は「鎖国」」（2014年11月8日）

©UNHCR / J. Kohler

＊写真：夫と４人の子どもとヨルダンで暮らすシリア女性。住まいのアパートからは、今も国境からの銃撃音が聞こえます。