2022.05.25
6/24(金)世界難民の日オンラインイベント「日本の難民支援の現場から ーウクライナ難民の受け入れを機に考える、一人ひとりにできることー」
6月20日は、国連が定める「世界難民の日」です。
日本に逃れた難民を支援する団体/NGOのネットワークである、なんみんフォーラム(FRJ)では、世界や日本の難民の状況や、日本での難民支援について知っていただくためのオンラインイベントを開催します。
5月25日現在、ウクライナからは1000人を超える方が避難されています。
同時に、これまでにも様々な経緯により、3万5千人を越える難民の方が日本で暮らしていると推定されています。受け入れの歴史は70年代末に遡り、すでに40年あまりが経過しました。
今も、そしてこれからも、難民と共に生きる社会をつくるために、1人1人ができることはどのようなことでしょうか。多様な支援活動の報告を通じて、参加者の皆さんと一緒に考えます。
▶︎ チラシはこちら
日時
2022年6月24日(金)19:00~20:40
言語
日本語(ご質問は英語でも行っていただけます)
参加方法
参加は無料です。どなたでもご参加いただけます。
2022年6月24日(金)正午までにこちらのフォームからお申込みをお願いします。
お申込みいただいた方へYouTubeの配信リンクをお送りいたします。
プログラム
1. 基調講演:世界の難民の状況、日本における難民受け入れの現状と課題
- 阿阪奈美 UNHCR駐日事務所 副代表(法務代表)
- 赤阪むつみ なんみんフォーラム 理事/認定NPO法人 難民支援協会
2. 当事者の声
3. 難民支援団体からの報告
空港での難民保護と収容(田中 恵子 RAFIQ 在日難民との共生ネットワーク)
難民認定に向けた法的支援(上林 恵理子 弁護士)
公的支援の狭間に置かれる難民申請者への生活支援(羽田野 真帆 特定非営利活動法人名古屋難民支援室)
難民申請者へのソーシャルワーク(井上 由香梨 社会福祉法人日本国際社会事業団)
難民・難民申請者への就労支援(可部 州彦 認定NPO法人難民支援協会)
地域との連携による支援(有川 憲治 特定非営利活動法人アルペなんみんセンター)
ほか
4. 質疑応答
登壇者略歴
阿阪奈美 UNHCR駐日事務所 副代表(法務代表)
エセックス大学(英国)国際人権法修士課程修了。法律事務所(企業法務)にて5年、(公財)アジア福祉教育財団 難民事業本部にて2年勤務後、2008年にJPOとしてUNHCR南スーダン・ジュバ事務所に派遣され、准保護官として約2年勤務。その後ヨルダン、タイ、エチオピア、スーダンの事務所にて難民や国内避難民の保護、自主的帰還、帰還民の再統合などの事業に従事。2022年3月より現職。
赤阪むつみ なんみんフォーラム 理事/認定NPO法人 難民支援協会
大学院修了後、NPO法人日本国際ボランティアセンター(JVC)のラオス事務所にて、森林保全に関連した地域開発と政策提言活動を行う。シュタイナー教育活動を経て、2014年に難民支援協会に入職。2018年より渉外チーム マネージャー、2019年よりなんみんフォーラム理事。
ナビゲーター:樋口利紀 なんみんフォーラム 理事/アムネスティ・インターナショナル日本
ロンドン大学(SOAS)国際人権法修士課程卒。UNHCRでのインターンや難民事業本部での勤務を通して、難民問題に関する実務を経験。現在はアムネスティ日本で勤務し、主に国内外のアドボカシー活動に取り組む。2021年よりなんみんフォーラム理事。
ほか
主催
NPO法人なんみんフォーラム
後援
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)駐日事務所
ヒューライツ大阪(一般財団法人アジア・太平洋人権情報セ ンター)
特定非営利活動法人 移住者と連携する全国ネットワーク(移住連)
反差別国際運動(IMADR)
認定NPO法人ヒューマンライツ・ナウ
移住労働者と共に生きるネットワーク・九州
お問い合わせ
NPO法人なんみんフォーラム 事務局
Email:event@frj.or.jp
TEL:03-6383-0688
Key Image: Svetlana – stock.adobe.com/jp
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