イベント/セミナー

2022.09.22

9/27(火)開催:シンポジウム「若手研究者が語り合う『難民研究の面白さと難しさ』〜学部生・大学院生への第一歩〜」

なんみんフォーラムが事務局を務める「難民研究フォーラム」が、難民や強制移動に関する研究に関心がある大学生・大学院生の初めの一歩を後押ししたいという思いから、若手研究者たちが語り合うオンラインシンポジウムを企画しました。

日本で難民研究をしていく上で「難民となった人の話を聞きたい」と思っても、日本における難民認定数が昨年でも74人に留まっていることもあり、認定された人と繋がることは容易ではなく、難しさを感じている方もいるかもしれません。
また、日本で難民研究に取り組む研究者はまだ少なく、自らの専門分野や研究テーマに沿った指導ができる教員にめぐり合えるとは限りません。

本シンポジウムでは若手難民研究者によるパネルディスカッションを行い、学部生や大学院生が難民研究を始める一歩を後押しできるような、学びを提供します。

詳細は下記内容、またはこちらのウェブサイトをご覧ください。

公開シンポジウム
若手研究者が語り合う「難民研究の面白さと難しさ」〜学部生・大学院生への第一歩〜

概要

日時:2022年9月27日(水)17:30〜19:30
方法:Zoomを利用したウェビナー形式で開催
参加費:無料
申し込み:以下のURLより申し込みください。
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN__ij7bREsTZKtx_v8LG147Q

※録画アーカイブの配信は予定していません。

登壇者

これまで難民研究フォーラムが行ってきた「若手難民研究者奨励賞」の受賞者をお招きして、難民研究についてそれぞれの視点で語り合っていただきます。

片雪蘭(第4回受賞者):奈良大学社会学部講師
専門は文化人類学、南アジア地域研究。主な著書に『不確実な世界に生きる難民:北インド・ダラムサラにおけるチベット難民の仲間関係と生計戦略の民族誌』(大阪大学出版会、2020年)。

植村充(第5回受賞者):東京大学大学院博士課程 / 法政大学人間環境学部兼任講師
専門はEU研究、移民・難民研究・フランス政治。主な論文として「CJEUの司法管轄権の拡大と移民・庇護申請者領域への影響ー司法管轄権の拡大から10年間の検討と理論的含意」『日本EU学会年報』第42号(2022)、「EU共通庇護政策の発展と人権保護規範 -NGOの活動と外的側面の影響を視野に収めてー」『難民研究ジャーナル』第8号(2019)など。

小俣直彦(第5回受賞者):オックスフォード大学国際開発学部難民研究センター准教授
金融機関、NGO、国連開発計画(UNDP)等を経て現職。英語での多数の研究業績のほか、日本語の著作として、博士課程在学中のフィールドワークの経験をもとに執筆した『アフリカの難民キャンプで暮らす – ブジュブラムでのフィールドワーク401日』(こぶな書店、2019年)などがある。

山田光樹(第6回受賞者):難民研究フォーラム事務局。ヴェネツィア大学人文研究科修士課程修了(文化人類学専攻)
2020年1月より現職。学部3年次後期から4年次前期と、大学院修士課程でイタリアに留学し、難民支援施設などでフィールドワークを行う。論文として「『難民のため』の支援とその課題 : イタリアの民間難民施設の隔離と支援=管理メカニズム」『難民研究ジャーナル』第9号(2020年)。

【モデレーター】
松本悟:法政大学国際文化学部教授
NHK記者、JVCラオス事務所代表、メコン・ウォッチ代表理事等を経て現職。タイ・ミャンマー国境の難民キャンプでのフィールドスクール、難民に関心を持つゼミ生への卒論指導等、教育としての難民研究に関心を持っている。

FROM | なんみんフォーラム(FRJ)

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